日欧EPAが2019/2/1から発行されました。 でもそもそも日欧EPAって何なの?
日欧EPAとは?
EPA(Economic Partnership Agreement)とは経済連携協定です。
日本とヨーロッパ間に経済連携協定が結ばれた結果、 2019/2/1 より、 ヨーロッパからの輸入商品の関税の引き下げ&撤廃されます!
ただしヨーロッパ内で生産された商品のみでヨーロッパ内のブランドや会社の商品であっても中国などの他国で生産された商品は対象外なんだそう。
もちろん日本からの輸出商品の関税も引き下げ&撤廃されます。
関税が引き下がる&撤廃されると何かいいことがあるの?
私たちへのいいこと
ヨーロッパで作られた生ハムやチーズ、ワイン、パスタやチョコレートなどの製品が安く購入できるようになります。
今回、関税撤廃とされた商品とその関税は、例えば、
ワイン1本: 関税93円
トマト缶: 関税9%
衣料品:関税13.4%
です。しかし、徐々に撤廃になっていく商品もあります。
商品と撤廃される予定年数は、例えば、
ナチュラルチーズ: 14年後
パスタやチョコレート、ケチャップ: 9年後
はちみつ: 6年後
生ハム: 9年後
お茶: 4年後
かばんなど: 9年後
ただし高級ブランドの商品はブランド会社が価格を決定するので価格が安くなるかは会社次第です。
日本企業へのいいこと
ヨーロッパの商品が安くなることで、国内での購入機会が増え、市場の押し上げにつながります。
日本からの輸出商品で関税が撤廃される商品は、緑茶・醤油・牛肉・水産物・アルコール類、
徐々に撤廃になっていく商品は、自動車: 6年後です。
この輸出商品の関税撤廃によりヨーロッパへの市場の拡大を目指すことができます。
デメリットはないの?
日本企業ではヨーロッパ商品が安くなることで価格競争が起こることが予想されています。
そのため、日本人の口に合う食品で差別化をはかっていく必要があります。
まとめ
高価でなかなか手に入らなかった輸入食品が安くなることによって食の幅が広がりますね。
世界経済を知ることでよりお得にショッピングを楽しみましょう。